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大手外食チェーンで休校支援流行り

 新型コロナウイルスの影響で全国の学校が休校となる中、大手外食チェーンが次々と独自の休校支援策を発表しています。

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 吉野家は3月10~31日、12歳以下の子ども用に牛丼並盛(380円)をテークアウトする場合、300円で販売。子どもの来店・同伴は必要なく、特別価格が適用するのは3個までとなっている。

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 餃子の王将では3月9~31日、「お持ち帰り専用お子様弁当」(270円)を販売。電子レンジ対応容器に、ご飯、ギョーザ2個、鶏のから揚げ2個、ウインナー2本が入っている。注文は、電話予約かEPARK予約限定で、1人3個まで。

 資さんうどんは休校支援策として小学生までの子どもを対象に「お子さまうどん」と「お子さまカレー」をそれぞれ100円(税込)で提供すると発表しました。期間は3月14日~4月5日。お子さまうどんとお子さまカレーには、2種類のゼリーとおもちゃも付いており、通常は330円で提供しているものだそう。

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 ラーメンの一蘭は、3月8~31日、「お子様ラーメン」(無料)の提供対象を拡大するとのこと。従来は小学生未満が対象だったが、小学6年生までに広げるようで、利用するには、一蘭公式アプリのダウンロードが必要だそう。

 和食さとは3月13日~31日、テークアウト商品5種を半額で提供する。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、企業が対応を強いられている。また、休校支援などで独自の支援を始めるところもある。各社はこの危機をどのように乗り切ろうとしているのか。

 

新ITサービスが出てくるアメリカと日本の違いとは?

 アメリカは電⼒を⾃由化して、さらにスマートメーターを普及させたことで、ITを使ったサ ービスがどんどん出てきているそう。

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 まず最初にアメリカでは電⼒の⼩売りを⾃由化した。そして電⼒網のすべてを監視するスマートグリッドが導⼊されたのだ。
 そのため、電⼒監視のスマートメーターなどが普及し、太陽光発電などの再⽣可能エネルギー、そして余った電⼒をためる蓄電池の技術が発達したのだ。それに伴って、太陽光発電の安定しない電⼒を平準化するサービスや家庭内発電などの多様化する電⼒からできるだけ安く調達するサービスが⽣まれた。

 そして現在は、その普及した再⽣可能エネルギーや蓄電池を地域で統合して制御する技術が発展したのだ。
 アメリカでは、電⼒を消費する住宅などに太陽光パネルや蓄電池などの分散エネルギー資源を設置する例が増えており、それらを束ねる新しいビジネスが⽣まれている。

 住宅の太陽光発電の電⼒を蓄電池にためたり、EVに充電したりといった省エネの新しいライフスタイルを提案しているベンチャー企業が現れ、最近はエネルギー管理をホームセキュリティや⾒守りサービスと連動させる企業も現れたようだ。

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 アメリカは、遠隔から電⼒測定するスマートメーターを普及させて、そこから集まるデータやそのネットワークを利⽤した新しいサービスを⽣み出そうとしている。そうした環境を整備することで、ベンチャー企業の参⼊を促進しているのだ。それはあたかもPCやネットを普及させて、その上で様々な企業に競争させて経済を活性化させたモデルを再現しているかのようである。

 電⼒の世界でもどんどん新しいサービスが出現する環境を整えて、世界のスタンダードを取る戦略なのだろう。消費者に受け⼊れられずに失敗する商品やサービスもある中で、成功した企業は巨額の富を得ることができる。競争の中でいいものが残る。これがアメリカの強さなのだ。

 ⽇本でも2016年に⼀般家庭向けに電⼒⼩売りが全⾯⾃由化され、さらに2017年にはガスの⼩売りも⾃由化された。

 これからアメリカのように、日本でも新しい企業が⽣まれて欲しいものだ。しかし日本では新しい企業はアメリカのようには⽣まれず、新しいアイデアのビジネスも始められないともっぱら言われている。それは日本とアメリカでは法律が根本から違うからである。
 アメリカの法律にはしてはいけないことが明記されており、そのため書かれていなければやっていいと判断されて、新しいサービスが多く生まれるのだそうだ。何か問題が起きたら、その時になって対処⽅法を考えればいいのである。⽇本とアメリカの考え⽅の違いが端的に表れている。

 日本のITベンダーでも電⼒⾃由化で電⼒会社からの受注増の傾向だが、市場は⽇本国内に限られているようだ。アメリカの市場はもっと⼤きく膨らんでいるが参⼊できない。そこが⽇本のITベンダーの限界らしい。技術が劣っているわけではないが、技術だけで市場に参⼊できるものではないようだ。

僕たちの通勤ラッシュに異変!?

 新型コロナウイルスによって、あちらこちらで在宅勤務が行われていますね。うちの会社も2週間前からテレワークになっています。来週の金曜日まで様子見で再度テレワーク期間が延長されました。今月3月はずっとテレワークになる気配を感じます。

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 JR山手線の朝の通勤時間帯のあの混雑が、3月2日から4日の間で20%減少したそうです。さらに3月8日には、乗車客減で乗降に必要な時間も減ったので、首都圏の各路線の毎朝あんなに起こっていた電車遅延も減ったそうです。

 そして、東京オリンピックを契機として、政府や自治体などから在宅勤務などを推奨する声が発せられるようになってきていますね。オリンピック観戦客の鉄道利用が見込まれるので、さらに列車の混雑が予想されます。そのために通勤に鉄道を利用するのは控えてほしいということみたい。確かに、いつもの朝の通勤ラッシュ+オリンピック観戦客=ひどい激混み、の想像は易いですね。

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 新型コロナウイルスに感染者増加の中で、「通勤列車内での感染」や「オフィスでの空間共有による感染」を防ぐため、多くの企業がテレワークを推奨するようになりました。さらに密度の高い通勤時間帯を避けるために時差出勤も行われていますね。そして在宅勤務・時差出勤で通勤ラッシュは緩和され、ピーク時の利用者はそれなりに減りました。

 今回の新型コロナウイルス騒動で、在宅勤務は本格的に普及するのか?または元に戻るのか?は気になるところです。
 東京オリンピックパラリンピックが予定通り行われるなら、開催期間の在宅勤務推奨の動きを考えると、今後半年くらいはテレワークが引き続き行われるそうな勢いですね。されにその後どうなるのかは、社会全体の判断になるんでしょう。でも、このまま在宅勤務が定着することも十分に考えられます。

 新型コロナウイルスの経験は、都心に企業が集中し、そこに多くの人が通勤電車で通うことをリスクとして考えさせるようになりました。

 これから半年の社会の動きに注目したいと思います。

Amazon製の通信規格って

 なんでもAmazonが「Sidewalk」っていう新しい通信規格を作っているそうで、どんなものかみてみたいです。

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 今年20年にAmazonは犬用のトラッカーデバイス「Ring Fetch」を発売するみたい。

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 設定したエリア外にペットが出てると、現在地を確認して居場所を探せるということだけど、よくあるGPSトラッカーとかと何か違うのか?

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 このデバイスの通信を、その自前の通信規格である「Sidewalk」で行うようです。

 これまでとはまったく違う通信技術みたいで、「この技術の登場により、既存技術では埋められないギャップが存在したことが明らかになるだろう。業界にオープンに公開し、IoTの世界を変えたい」とCEOのベゾスさんはえらく強気です。

 

●この「Sidewalk」はどんなものか?

1、Wi-FiBluetoothよりも遠くに⾶ぶ

  最低500m、見通し良いと「1マイル⾶ぶ」

  ようで、より広いエリアで使⽤可能。
2、メッシュネットワークを構成する

  通信機器どうしが連携しあい、

  網の⽬のように広い通信エリアを

  全体で構成できる。

  1つの通信機器で届く距離が短くても

  機器同士が連携して⾯としてのカバー

  できる。

3、超低消費電力

  デバイスの電力を年単位保たせる。

4、通信には900MHz帯の電波を使う。

  通信速度は携帯電話ネットワークや

  Wi-Fiほど速くないみたい。

 Amazonはすでに、ロサンゼルス盆地全体でSidewalkのPoCを行なっているようで、LA全体(関東平野と同等の約1300平⽅km)を、わずか700個のデバイスでカバーできたみたい。消費電⼒は低く、バッテリーが年単位で持続するよう。通信はいわゆるIoT向けに開発されたLPWA通信ににているが、それとは別物とのこと。むむむ。。。何度も謎めいているな。

 今年、このSidewalkのプロトコル仕様を公開して、サードパーティーによる製品開発を促すようで、

 Amazonはこの技術でIoT世界のハブ役になろうと考えているのであろう!

オフィスで歯磨き革命か

 昼食後に歯を磨きたいけれど、なかなか磨けない人が持つ問題点を解決したコップ付きの携帯用の歯磨きセット「MIGACOT/ミガコット」をライオンが4月に発売するみたい。

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 1日3回の歯磨きを推進して、虫歯予防のサブカテゴリーが活性化する中、併売層を狙うと。

 女性の社会進出の増加で、就業者は増加し、約6割は就業をしている。職場で日中を過ごすことが多いなか、職場で「昼食後に歯をみがいている」人は4割、「昼も歯みがきをしたいが、できていない」人は約2割いたそう。

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 歯みがきをしない理由の一つに、携帯用歯みがきセットが挙げられていたとのこと。

「歯みがきセットを持ち歩くのは生活感が出て恥ずかしい」

「コップがなくて口がすすぎづらい」

「通気性や衛生面が気になる」

などとオフィスでセットを使う際に様々な不具合を感じている人が多いみたいですね。

●どんな携帯ケースかっていうと

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・手で水を受けて口をすすがなくてすむよう、コップを付き。コップ一杯の水でしっかり口をすすげるサイズのもよう。

・不透明ケースで、中身を周囲の人に見られずに保管や持ち運びができる。
・省スペースで立てられるので、使用中も邪魔にならない。
・ケースに通気口があり、通気性がよく、使用後のハブラシもしっかり乾き、衛生的。
・オフィス内の引き出しにも収納でき、転がりにくい形状。

・大きく開くケースでハミガキやハブラシの出し入れが簡単。

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と至れり尽くせり。

買って試してみましょう〜


 

 

 

ワイシャツのアイロンやクリーニングがストレスであること。

 ワイシャツのサブスクリプション「YClean(ワイクリン)」が評判いいみたいですね。友達数名が始めて皆すごくいいと言っています。

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 サービス開始後4年経つようだが、着々、じわじわと人気に。クリーニング付きでワイシャツを宅配で貸し出すという発想が受け入れられ始めた感。
お堅調に利用者を増やしている人気の秘密はどこに隠されているのだろうか。気になっていろいろ内容を調べてみた。

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 YClean(ワイクリン)は、1カ月分のワイシャツのレンタル&クリーニングをセットで行う宅配クリーニングサービス。レンタルすることで、ワイシャツにかける家事負担をなくすことを売りにしている。

 ワイシャツのアイロンがけはけっこう大変な作業。これはまさしく家事負担です。
この「ワイシャツにかける家事負担をゼロにする」というものがワイクリーン。

 「借りて、着て、返すだけ」。新しい発想のワイシャツレンタルサービス。毎月20枚クリーニングされたワイシャツが届き、着たらまとめて専用袋に入れて、着払い伝票で返却するだけ。

 料金プランは下記の3種類。
・ワイクリンがセレクトした20枚が届く「アソートプラン」: 税抜8,800円。
・10種類から好みのワイシャツを20枚選べる「スタンダードプラン」:税抜12,800円。
・綿100%・日本製の10種類から好みのワイシャツ20枚選べる「プレミアムプラン」:税抜24,800円。

 ワイシャツを購入せず、洗濯・アイロンがけやクリーニングの必要もない。これまでワイシャツにかけていた費用・時間・労力を、大きく削減するサービスといえる。


 奇抜な機能で話題作りをするのではなく、地道にサービスの質を高め続けている。生活必需品であるワイシャツに対しての課題を今までにない姿のレンタルサービスで解決する。

 共働き夫婦の家庭では家事の分担が進んでいるのに、なぜワイシャツのケアは妻がしなければならないのか。また単身世帯の場合は毎週末にクリーニング店へ通う煩わしさがある。

 サービス開始から4年が経ったが、急増こそないものの、毎月着実に新規ユーザーが獲得できているそうだ。驚くべきことに、1カ月単位で解約できるにもかかわらず、継続して契約する平均期間は8カ月。当初は3~4カ月とみていただけに想定以上の手応えを感じているそう。全体の約6割がスタンダードプランを契約しており、残りの1割がプレミアム、3割がアソートだという。

 すぐサービスに加入して実際に使ってみようと思う。楽しみである。

醤油のサブスクリプション

 キッコーマンが月額3,000円の「醤油を育てる」というサブスクリプション「BOTTLE BREW」を昨年から開始して話題になっていたが、反響が大きいようですね。

 昨年度末までに200⼈の会員登録⽬標のところ、既にそれ以上の申し込みが来て好評とのこと。

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 なんでも「ワインのようにフルーティーな⾹りのしょうゆを⾃家製で作れ、しかも発酵過

程を五感で楽しめる」という事で、醤油作りのキットをユーザーの⾃宅に送り、⾃宅で発酵させ、⾹りや味の変化などの出来上がる過程の⼀部を体験できるということ。

 材料は「発酵元液」「醤油種」「杉⽟」が送られてくるんだとか。楽しそうですね。まるでお酒でも作っているかのよう。という事もあってか女性だけでなく男性ユーザーも多いようです。

 サービスを始めたのは、⼤量⽣産品の隠れた「作り⼿のこだわり」を伝え、消費者とメーカーの間に永続的な関係性を築くのが狙いだそう。

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 同社の醤油といえば、六⾓形のマークが代名詞。⽴体商標となっている卓上瓶で⾼いブランド⼒を持っている。しかし、本で使う「しょうゆを育てるボトル」には、キッコーマンの代名詞「六⾓形」のマークが使われていないとのこと。

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 醤油の新しい消費⽅法を提案するサービスだからこそ、あえて代名詞ともいえるマークを取り払い、ユーザーが作り上げる醤油としたかったようだ。

 昨今の発酵ブームも相まってまさに楽しそうな醤油造り。実に楽しそうである。