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動きがキモイ舌ロボット

なんとも気持ち悪いものが登場した。

唾液のヌルヌル感も再現した「舌」ロボットである。

その名も「Licker」。

電通大が開発したとのニュースです。

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「LICKER」

舌を持つ動物の「舐める」という行為に着目した斬新なアイデアである。
4つの動作を組み合わせて超リアルな動きと触覚を再現している。
舌はシリコーンカバーで覆って化粧水でぬるぬるだそうですw

 

4つの舌の動きが細かく分析・分類されています。

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「4種の動き」で再現

a. 前後の動き
b. 左右に振る動き
c. 上下の動き
d. 横の両サイドから巻く動き

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舌の動きを4つに分類(a) 前後動き (d)左右振る(c) 上下動き (d)左右両サイドから巻く

これらの動きを組み合わせて、さまざまな舌の動きを再現しているのだそうだ。

このシステムは、舌部分と駆動部分で構成している。

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(a)薄いプラスチックシート(d)シリコーンカバーで覆った状態(c)先端につなげたひもをチューブを通して駆動部分へ

舌部分は、薄いプラスチックシートをシリコーンカバーで覆うことで柔らかさを表現し、
カバーの表面には化粧水を塗ることで唾液のぬるぬる感を再現するようだ。

駆動部分は、モーター駆動のメカニズムで舌の前後左右の動きを行う。加えて、プラスチックシートの先端にはひもを固定し、チューブを通して駆動部分のサーボモーターと接続している。これによって上下の動きと横の両サイドから巻く動作をおこなっているようだ。この舌部分と駆動部分によるシステムから、4つの動作を組み合わせた舌運動を生成し、リアルな舌の動きと触覚を再現している。

 いや~↑動画を見てみると何とも気持ち悪い。
ぬいぐるみにセットすると「未知なる生物」に出会ったかのようだ。

なんともなまめかしい舌ロボット。
あちらの業界とかざわついていそうで笑ける。