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This is a storage room of my chaotic interest.

求む!"マスクの開発製造経験者”

 

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政府が全国の小中学校・高校に臨時休校要請へ、ということで、政府が新型コロナウイルス対策に重い腰をやっとあげて対策に乗り出したようですが、未だに中国からは毎日800万人が来日するのを受け入れ続け、一方日本人が北京に行くと無条件で2週間隔離されるという不公平感満載な状態で、なんとも言いようがないですね。

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昨日は日経平均が一時900円超安、ダウ平均株価の終値が史上最大の下げ幅となる約1190ドルの値下がりとかの異常事態になっていますね。3月のFRBの強制利下げも間違いない様で、このまま今年はえらいこっちゃな年に突入しそうで恐怖しかないです。

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で、世界中でマスクが不足しているわけですが、

約3,000社の中国メーカーが、⾃社の製造ラインにマスクや防護服、消毒液、体温計、医療機器などを追加したということで驚きです。「3,000社」ですよ。

「無いなら作れ!」ということでしょうか。

さすが世界の工場、中国のメーカーたち。

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なんとその3,000社のうちの約700社は中国・深圳あたりのエレクトロニクス系技術メーカー各社であるようです。例えば今まで半導体を製造していた企業がこれまで携わったことがないマスクをつくるとか、できるんでしょうかね。半導体技術とマスク製造工程は全く別物ですからどうなんでしょうかね。

感染拡⼤に関するデータは、毎⽇リアルタイムで更新されており、TVをつけるとコロナのことしかやっていませんから、皆さんもご存知のとおりです。依然として⾮常に厳しい状況が続いています。終息のメドは全く⽴っていない状況ですね。

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そのウイルスの封じ込めは、さまざまな要素によって決まるということで、例えば、⼗分な数のマスクを⽣産するといったシンプルかつ基本的な⼿法も、⼀つの要素として挙げられていますよね。

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●品薄状態のマスク
新型コロナウイルス感染症を防⽌、抑制するために、個⼈⽤の保護具としてマスク需要が急増しており、既にかなりの品薄状態になっていますね。どこに行っても品切れで売ってないもの。

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こうしたマスク不⾜に対応すべく、日本含む世界の⼀部の親中団体が、⽇本や⽶国、ミャンマーなどのさまざまな国からマスクを調達し、中国に送っているという。日本でも1階じゃなく、3階でもない政治家なんかそういう動きしているみたいで。。。その中で中国国内のマスクメーカーは、春節中も休みを返上して工場稼働させたようで、倒産したマスクメーカーが、なんと約500⽇ぶりに生産を再稼働したというからまた驚きです。何か笑けます。

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こんな感じで何とかマスク不足などを補おうと色々策が講じられていますが、マスクなど防護用品の安定供給は今なお非常に難しいみたい。


そんな中WHOは、「マスクの受注残は4〜6カ⽉に達し、今にも供給が枯渇しようとしている」とする警告を発表したとのこと。

中国・武漢市の⼈⼝は900万⼈で、そこで1⽇のマスク消費数は、2000万枚超とのこと。中国総⼈⼝は14億⼈だから、2,000万÷900万×14億だから。。。中国全体で1日に必要なマスクの量は「約31億枚」となり、この需要への供給は⾮常に難しいということが分かります。
またさらに、世界中で保護具の不⾜問題が発⽣していることから、マスクだけでなく、さまざまな保護具の需要も超急増しています。

現在の世界中の消費量は、通常時の100倍以上に増⼤して、価格も20倍以上に⾼騰しているようです。

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この状況や背景もあって、中国のさまざまな技術系メーカーまでもが、これまで携わったことがないマスクの⽣産に着⼿しているんですね。


 

で、どんな技術系メーカーがマスク製造を開始したのかというと、なんとあのFOXCONN(台湾のあの鴻海グループ)が参入したというから驚きです。2020年2⽉末頃までには、200万枚/1日のマスクを⽣産を予定しており、自社従業員約100万⼈分を備蓄するようで、将来的には、マスクの輸出も検討しているとのこと。また、大手自動車メーカーのBYDは1⽇当たり500万枚のマスクを⽣産予定で、2020年2⽉下旬には、マスクや消毒液の出荷を開始予定という。他にもスマホメーカーのOPPOVIVOなど様々なエレクトロニクス系テック企業が保護用品の製造に参入している。

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しかし、これら技術系メーカーはマスク製造に携わったことがないため、「マスク製造に詳しい⼈材」を急募しており、その業界の人々からすれば超売り手市場に成長しているのである。

いやはや、何が起こるかわからないものである。

何よりも、この先の経済の行方が気になる。